
提携事例2
国内大手化学メーカー太陽ホールディングスとアメリカのスタートアップLQDX社の提携事例

〜日本の太陽ホールディングスが米ペガサスが運用するCVCファンドから戦略投資の実行、投資後にLQDX社との事業提携により事業革新に成功〜
次世代先端半導体技術を共同開発
概要
太陽ホールディングス株式会社とアメリカのスタートアップであるLQDX(リクウィディクス)は、「次世代先端半導体技術」に関する共同プロジェクトを開始しました。
本プロジェクトの主な目的は、太陽ホールディングスがグローバルトップの次世代半導体製造技術を自社に取り入れたことです。
LQDX(本社:アメリカ・カリフォルニア州)は先端半導体製造に使用される液体金属インクやパッケージング技術を開発するスタートアップです。同社は、スタンフォード大学祥発の研究機関である「SRIインターナショナル」からスピンアウトした企業で、優秀な研究者と強力な研究基盤を持ち、革新的な技術で業界から注目を集めている企業です。
太陽ホールディングス株式会社(以下太陽HD)は、半導体パッケージ用ソルダーレジスト(SR)や絶縁材料、LEDディスプレイ用部品などのエレクトロニクス材料の製造・販売を中心に、ヘルスケア事業やICT事業など多岐にわたる分野で事業を展開するグローバル企業です。 Venturesと共同で日本円で最大約45億円※1のファンドを構成し、オープンイノベーション活動を進めました。Pegasus Tech Venturesは2022年にLQDX社を太陽HDに紹介し、投資を実行することに至りました。
具体的な課題と解決策
半導体技術の進化が急いで進む中、太陽HDは従来のエレクトロニクス材料製品だけでは、次世代技術への対応に限界があると認識していました。
さらに、液体インク技術を応用した新しいパッケージング技術の導入には、技術面の優位性だけでなく、製造における金属現場適合性や市場性の検証も求められました。
そこで2022年、太陽HDはPegasus Tech Ventureとのファンドと、LQDX社へのマイナーな楽しみを実行しました。 この楽しみの背景には、次世代半導体技術を組み込んで、競争優位性をさらに高めるという明確な交渉がありました。 また、この決意は、太陽HDがエレクトロニクス材料分野でのリーダーシップを維持しつつ、急速に変化する市場環境に対応するための戦略的な一歩でもありました。
中でも提携関係の中で、太陽HDはLQDX社の「Mina」と呼ばれる事業に注目。Minaは液体金属インクを活用した革新的な製造技術を持ち、この技術が自社のグローバル顧客基盤に対して大きな付加価値を提供できる可能性があると判断した。
マイナーを通した[RI9]提携期間のプロセスでは、LQDX社が持つ技術的な強みと、太陽HDが持つアジアを中心とした広範な販売網を実現させて、協業による成果が期待できるかどうかを検証しました。この段階から、投資先との関係を深化させながら、一歩先に向けて準備も進めていきました。
そして覚悟の結果、Mina技術の商業化に向けた道筋が明確となり、太陽HDは2024年5月にLQDX社のMina事業を正式に締結しました。
LQDX社のMina事業との統合により、太陽HDはその革新的な技術を自社の製品ポートフォリオに加え、皆様のグローバル顧客基盤を活用して販売を拡大することにしました。
参考資料
PR Newswire: LQDX社、アルミニウムはんだ付け事業「Mina™」をTaiyo America Inc.に売却。
太陽ホールディングス公式HP:コーポレート・ベンチャー・ファンドの設立に関するお知らせ
※1 参照:$=150円を想定
